こんにちは、ぶちゅです。
今日は少し立ち止まって、自分の「ごちゃまぜブログ」が誰のためにあるのか?を考えてみました。
普段はネタを探して記事を書き続けることに精一杯で、深く立ち止まる時間はなかなか取れません。
でも、アクセスが落ち込んでいたり、モチベーションが下がっているときこそ、「なんのために書いているのか?」という原点に立ち返るタイミングだと感じました。
そんな問いに向き合ってみると、案外、思っていた以上に自分の中で整理できていない部分があることに気づかされます。
■ きっかけは「なんとなく記事を書いていた」ことへの違和感
最近、AIにネタ出しを頼んで記事を書くことが増えてきました。
便利で時短にもなるし、アイデアの幅も広がります。
実際、以前なら思いつかなかった切り口を提案してくれることも多く、「これはありがたいな」と感じることも少なくありません。
でもある日ふと、「このブログって、誰に届けたかったんだっけ?」という違和感が湧いたんです。
どれだけ質の高いネタでも、それを“なぜ書くのか”がぼやけていたら、どこかしっくりこないんですよね。
AIは優秀だけど、「誰に、何を届けるか?」までは決めてくれません。
言われた通りに動いてくれる分、自分の軸がブレていると、どこかちぐはぐな記事になる気がして。
文章としての完成度はある程度保てていたとしても、「これ、自分がほんとうに伝えたいことだったっけ?」という感覚に引っかかるような瞬間が増えていきました。
そんな中で、これは一度立ち止まって、ちゃんと自分の中を見つめ直さなければいけないと感じました。
そこでノートを開いて、自分のブログの方向性を見直してみることにしたんです。
箇条書きでもいいから、とにかく思いつくままに書いていく。
「自分は何を伝えたいのか?」「なぜそのネタに反応したのか?」「誰に向けて書きたいと思っているのか?」
そんな問いを繰り返しながら書いているうちに、意外と見えてくるものがありました。
それは、単にターゲットを明確にするという話ではなく、自分自身の「言いたかったこと」「表現したかったこと」が徐々に浮かび上がってくるような感覚です。
このプロセスを経たことで、ブログを書く時間そのものが、より意味のあるものになっていきました。
■ 誰かのため? それとも自分のため?
「ごちゃまぜブログ」はよく、”収益目的”だとか、”アドセンスありき”と見られがちです。
確かに収益を意識することは悪いことではないし、続けるためのモチベーションにもなります。
でも実際には、記事を書くことで自分の考えが深まったり、学びが整理されたりすることってありますよね。
「書くことで理解できた」「言語化することで、自分の中のモヤモヤがはっきりした」そう感じた経験が、僕には何度もあります。
だから僕はこう再定義しました。
「このブログは、“過去の自分”に向けて書いている」
少し前の自分が困っていたこと、調べても答えが見つからなかったこと、それを今の自分が記事にして残しておく。
検索でたどり着いた誰かが「これ、助かった」と思ってくれるなら、それはすごく嬉しい副産物です。
ブログは収益のためだけじゃなく、自分の思考を深めるための“実験ノート”でもあるんだと思えたとき、少し肩の力が抜けました。
■ 目的が変わると、ネタも変わる
「誰に向けて書いているか?」がハッキリすると、ネタの選び方も変わってきます。
たとえば、「検索流入を狙いたいからこのキーワードで書く」という視点だけではなく、 「自分が過去に本当に困ったこと」「読んでいたら心が軽くなったかもしれない言葉」など、もっと個人的で深いテーマにも意識が向くようになるんです。
・過去の自分がつまずいたポイント
・他のブログが書いてないけど、自分は知っていること
・今日ふと気づいた「ちいさな発見」
・人に話すには些細すぎるけど、自分にとっては大事だった気づき
こういったテーマでも、記事としての意味が出てくる。
むしろ、読者の心にじんわり届くのは、こういう記事かもしれません。
そして不思議なことに、そういう“本音で書いた記事”の方が、後からじわじわ検索されていたり、思いがけない人に読まれて反応をもらえたりするんです。
「読まれる記事にしよう」と意識するより、「自分が本当に書きたかったこと」を大切にした方が、結果として届くというのは何度も体験しました。
■ ブログは“自分の思考のアーカイブ”でもある
収益やPVを追うのも大切ですが、「ブログがあるおかげで、自分の思考が整理されて、前に進める」
そう感じることができると、モチベーションの質が変わってきます。
外的な数字だけに頼らず、自分自身の“内側の変化”を観察できる場所があるというのは、とても大きな意味を持っていると思うんです。
毎日じゃなくても、思考がまとまったタイミングで記事にしておくと、あとで見返したときに「自分は何を考えていたのか」「何に悩んでいたのか」「どんな価値観を持っていたのか」がひと目でわかる。
それはまるで、自分自身の思考や価値観の“タイムカプセル”のようなものです。
しかもそのアーカイブは、時間が経てば経つほど価値が増します。
「あのときの自分、こんなことで悩んでたな」「視点がこんなに変わってるな」と、成長の軌跡を感じることができる。
それがあるだけで、「前に進めているんだ」と思えるし、また書こうという気持ちにもなれます。
思考の整理は、単に頭をスッキリさせるための手段ではなく、自分の軸を育てていく営みでもあるんですよね。
だからこそ、ブログは“収益のための道具”だけにとどまらず、“自分を知る鏡”にもなる。
その可能性を、これからも大事にしていきたいと思っています。
■ 今日の問いかけ
最後に、あなたにも問いかけます。
あなたのブログは、誰のためにありますか?
収益のためだけでなく、“書く意味”を感じられていますか?
この問いは、シンプルだけれど、とても深いものです。 僕自身、明確な答えが出ているわけではありません。
書くたびに迷ったり、違和感を感じたりしながら、それでも続けている。
その中で少しずつ、「ああ、こういうことを書きたかったのかもしれない」と思える瞬間が出てきます。
もしかしたら、「誰かのため」や「収益のため」といった目的の奥には、もっと根源的な「自分自身との対話」があるのかもしれません。
書くことで、自分の思考を深める。
それが誰かの役にも立つかもしれない。
そんな二重構造があるからこそ、ブログという場が持つ力は大きいのだと思います。
この問いを、自分の中で何度も見つめ直しながら、これからも書き続けていきたいなと思います。
ご感想や、あなたの「再定義」、ぜひ返信で教えてくださいね!
あなたの言葉も、きっと誰かにとってのヒントになるはずです。