こんにちは、ぶちゅです。
今日は「アクセスが伸びない時期」に、私自身がやってしまっていた“やってはいけないこと”について、じっくりお話ししようと思います。
単に「記事を書いても伸びない」という事実に直面しただけではなく、その時に自分がどう感じ、どんな行動をしてしまっていたのか。
その背景や考え方も含めて、具体的に振り返ってみます。
アクセスが伸びない時期って、本当にツラいんですよね。「これだけやってるのに…」と気持ちが沈んだり、無力感を感じたり。
そんな経験をしたことがある方には、きっと「わかる…」と思っていただける部分があるはずです。
そんな時期の私が、どんな落とし穴にハマっていたのか。そして、それをどうやって少しずつ乗り越えていったのか。
あなたのブログ運営にも、何かヒントになればうれしいです。
「こんなに頑張ってるのに、なぜ…」と思っていた頃
最初の頃の私は、とにかく記事を書いていればそのうちアクセスは増える、そう信じていました。
「継続は力なり」ってよく言いますよね。私もそれを信じて、がむしゃらに記事を書き続けていました。
朝起きてから寝るまで、頭の中はネタ探しと執筆のことばかり。パソコンの前に座る時間は誰よりも長かったと思います。
でも、現実は違っていて、月に何十記事も投稿しているのに、アクセスは横ばい。
Googleアナリティクスの数字もピクリとも動かず、収益もゼロか数十円。
アドセンスの管理画面を何度更新しても変化はなく、ため息ばかりの日々でした。
頭では「継続が大事」とわかっていても、心のどこかで「これだけ書いてるんだから、そろそろ伸びてもいいはず」と思っていたんです。努力の量と成果は比例するはず、って思いたかった。
でも、それが現実にはそう単純じゃないんですよね。
そして、数字が伸びない自分を見ては、「やり方が間違ってるのかな?」「でも何が悪いのかわからない」と悩み続けていました。
SNSや他のブロガーさんの実績報告を目にするたびに、焦りと劣等感に押しつぶされそうにもなりました。
そんな時期に、私が無意識にやっていた“やってはいけないこと”があります。
「とにかく新記事」だけに集中していた
そう、私は“手当たり次第に記事を増やす”ことばかりに注力していました。
とにかく「数が勝負」だと思い込んでいたので、どんなテーマでもいいから投稿しようと、量産モードに入っていたんです。
・過去記事の分析は一切しない
・リライトもしてない
・検索意図や需要調査も「なんとなく」
・アクセスのある記事に似た内容を書くこともない
・Googleアナリティクスやサーチコンソールも“なんとなく”見るだけ
・タイトルや見出しも深く考えず、その場の感覚で決めていた
記事数だけはどんどん増えるので、「自分、頑張ってるな」と満足感だけは得られていました。
でもその実、まるで砂の城を作っているような感覚。少し波が来たら崩れてしまう、そんな不安定さを感じながらも、手は止められませんでした。
つまり、書いて満足、投稿して終わり。
「書けば伸びる」という思い込みにどっぷり浸かって、検証も改善もしていなかったんです。
今思えば、量産することで「本当の課題」から目をそらしていたのかもしれません。
サボってたわけじゃない。でも報われなかった理由
これ、サボってるわけじゃないからこそツラいんですよね。
むしろ、努力しているのに成果が出ないというのは、精神的にかなりこたえます。
毎日のように記事を書いて、時間も労力も注いでいる。
休日も返上してネタを探し、執筆し、画像を用意し、投稿ボタンを押す。
その繰り返しの中で、「成果が出ない=自分に才能がない」と思ってしまいそうになるんです。
真面目に取り組んでるのに、数字が変わらない。
「なんであの人のブログは伸びてるんだろう」「同じように見えるのに、なぜ自分だけ…」そんなふうに、他人と比べて落ち込んだり、やる気が空回りするような感覚に襲われていました。
でも、ある時ふと「伸びてる人って、記事を書くだけじゃなく“伸びる仕組み”を作ってるんだな」と気づいてから、行動が変わりました。
・アクセスのある記事に関連したテーマを掘り下げる
・検索需要をあらためて調べてみる
・反応がある記事はCTAを見直す
・記事を増やすのではなく“育てる”視点を持つ
・内部リンクを工夫して、回遊率を意識する
・ユーザーの検索意図を意識したリライトを定期的に行う
最初は小さなことからのスタートでした。
でも、地味な作業のようで、こういう積み重ねが少しずつ確実に、数字としても読者の反応としても“報われる実感”をもたらしてくれたんです。
「努力の方向」がほんの少し変わるだけで、未来は大きく変わる。そんな気づきが、私のブログ運営の姿勢そのものを変えてくれました。
もし今、あなたが報われない時期にいるなら
このメルマガを読んで「それ、私かも」と思ったなら、大丈夫です。
むしろ、そう思える時点で、あなたは“前に進もうとしている人”なんだと思います。
努力をしているからこそ、報われないことに敏感になるし、「なぜうまくいかないんだろう」と立ち止まって考えようとする。
その姿勢そのものが、すでに次のステップへの入口になっているんです。
サボっている人は、自分の停滞に気づきません。
でも、あなたは気づいている。これは、きっと“サボってない人の証拠”です。
そして、報われない感覚の正体は、往々にして「やるべきことのズレ」だったりします。
がんばっているのに結果が出ない…そんなときは、努力そのものではなく、“方向”を見直してみることが大事なんですよね。
自分では気づきにくいそのズレに、少しだけ目を向けてみると、「あ、ここだったのか」とストンと腑に落ちる瞬間がきます。
ちょっとした気づきが、少しずつ行動を変え、やがて結果を変えていく。その小さな変化の種が、このメルマガから生まれたらとても嬉しいです。
では、また配信します!