こんにちは、ぶちゅです。
今日はちょっと恥ずかしい話を共有させてください。
実はつい先週、 アクセスがまったく伸びず、1週間ブログを開けませんでした。
「何もかもムダだったのかも…」 「そもそも自分には向いてないのかも…」 「このまま書き続けて、意味あるんだろうか…?」
そんな思考に引きずられて、 WordPressの管理画面すら開く気になれなかったんです。
実際、パソコンに向かっても指が動かず、 他の作業をするふりをして逃げてしまう毎日でした。
時間は確保してるのに、気持ちがどうしてもついてこない。
気づけば、ブログのことを考える時間すら避けてしまっていました。
「やっぱりセンスのある人じゃないと続かないのかな」 「自分には発信する価値なんてなかったのかも」
そんな思いが何度も頭をよぎって、 ほんの1クリックでさえ、すごく遠く感じました。
まるで自分がブログに拒絶されてるような、 そんな孤独な気持ちにもなっていました。
何がダメだったのか?
いま冷静に振り返ると、 “アクセスが来ないこと”よりも、 「ちゃんとやってきたつもりだったのに結果が出ない」ことが ショックだったんだと思います。
でも、もっと正直に言うと…
記事の内容、実はかなり“AI丸投げ”だったんですよね。
ChatGPTに「○○ってテーマで1000文字書いて」とお願いして、 そのまま貼り付けて投稿——。
一応、見出しはつけたし、画像も入れた。 それっぽく仕上がってる「雰囲気」だけはありました。
でも、自分の中に“語りたいこと”がなかった。 「誰に向けて書いてるのか?」「自分が伝えたいのは何か?」 その軸がないまま、ただ文章の形だけ整えた記事だったんです。
そりゃ読みにくいし、心も動かないし、Googleにも刺さらない。
今思えば、見出しもキーワードも“それっぽいだけ”だった。 中身の芯がなく、タイトルと本文がちぐはぐだったことにも気づきました。
実はその後、同じテーマでも自分の視点を加えて書き直してみたところ、 一気に文章がスムーズになって、読み返しても違和感がなくなったんです。
あのときの“AI丸投げ”は、時短にはなっても、結果にはつながらなかった。
アクセスゼロも当然でした。
立て直しのきっかけ
そんな落ち込みモードの中、 ふと開いたのが自分の過去メモとAIとのやりとりログでした。
「なぜこのブログを始めたのか」 「読者に何を届けたいと思ってたか」 「書いているとき、自分はどんな気持ちだったのか」
…そこには、ちゃんと自分の“言葉”と“熱量”が残っていました。
メモには、ネタ出しに悩んでいたときの記録や、 初めてアクセスが伸びたときの嬉しさも残っていて、 忘れていた初心を思い出すきっかけにもなりました。
そこで私は、当時のメモの一文を引用して、 もう一度ChatGPTに相談してみました。
「この記事を“私の経験をベースにした導入文”にして、 読者が続きを読みたくなるように書き直して」と伝えたところ…
返ってきた文章は、驚くほど自然で、まるで自分が語っているような感覚でした。
たった一文、自分の言葉を含めただけで、 AIの出力がここまで変わるのかと驚きました。
めちゃくちゃ読みやすくなったし、 何より「自分の記事」としてしっくりくるものになったんです。
気づいたこと
AIは「代筆者」じゃなくて「編集者」にすればいい。
つまり、まっさらな状態から全部任せるのではなく、 自分の中にある“体験”や“気づき”を素材として投げかけることで、 AIがそれを読みやすい形に整えてくれるという関係が理想的なんです。
素材を自分で出せば、AIが構成を整えてくれる。 逆に、素材ゼロだとAIもどうしようもない。 これは実際にやってみて痛感しました。
それに気づいてからは、 自分の小さな体験をネタに、ChatGPTに「記事化してもらう」スタイルに切り替えました。 たとえば、「○○という壁にぶつかったときの話を書きたいんだけど、 どういう流れにすれば読みやすいかな?」と相談したり、 「この導入文にもっと感情を込めたい」と伝えて調整してもらったり。
最初は「そんな細かいことまで伝えるのは面倒だな…」と感じていたのですが、 むしろそれがあるからこそ、AIが本当に力を発揮してくれることがわかってきました。
まだバズったりはしてないけど、 1つだけポツっとアクセスが増えた記事があって。
それは、まさに「自分の悩み」をテーマにした記事でした。
AIに頼るのは悪いことではないけど、 「自分の経験をどう活かすか」の意識を持つことで、 ようやく“読まれる記事”の土台ができるんだと実感しています。
あなたへの問いかけ
もし今、 「なんでこんなに伸びないんだろう」 「AIを使ってるのにうまくいかない」 そう感じているなら…
それ、私と同じ「素材の空回り」かもしれません。
AIを使えば簡単に文章は書ける。 でも「その中にあなたの言葉や実体験があるかどうか」で、 記事の力は大きく変わります。
たとえば、 ・自分がつまづいたとき、どんなことを考えていたのか ・どうやって乗り越えようとしたのか ・うまくいかなかったとき、どんな感情があったのか
…そうした“あなたならではの背景”こそが、 読者の共感を生み、検索エンジンにも評価される要素になります。
あなた自身の「失敗談」や「つまずき」、 きっと誰かの役に立ちます。
ChatGPTには、それを“読まれる記事”にする力があります。
だからこそ、 「あなたにしか書けない素材」をAIに届けてみてくださいね。
ほんのひとことでも、あなた自身の視点や感情を加えてあげることで、 記事はグッと魅力的になります。
そして、今つまずいているその瞬間こそ、 未来の誰かにとっての「役立つ情報」になりうるんです。