こんにちは、ぶちゅです。
今回はちょっと恥ずかしいけど、誰しも一度は通る“失敗談”をシェアさせてください。
とくに、ブログ初心者の方にとって「アクセスが来ない」って、心が折れそうになる最大の壁かもしれません。
私も、何度もその壁にぶち当たってきました。
◆ アクセスが…全く来ない。
ブログを始めた頃。
「AIもあるし、毎日書けばどうにかなる!」
「毎日1記事更新すれば、3ヶ月後には月1万PVいけるかも」
そんな根拠のない期待とテンションで、とにかく“手を動かすこと”に集中していました。
最初の3日間は楽しかったです。
テーマを決めて、構成を考えて、ChatGPTと一緒に書き上げて。
「自分、意外とできるかも?」なんて思ってたんですよね。
でも…現実は甘くありませんでした。
3日書いても、5日書いても、1週間たってもPVはほぼゼロ。
サーチコンソールに登録しても、インデックスが進まない。
Twitterでシェアしても、いいねもクリックもほぼ無し。
Googleアナリティクスを開くのが怖くなって、気づいたら“1週間ブログを放置”してました。
頭の中では「続けないとダメだよな…」と思ってるのに、 体が言うことを聞かない。
まるで、“書いてもムダなんじゃないか”という思いが、 じわじわとやる気を侵食していくようでした。
◆ 丸投げAIが生んだ「読みにくさ」
記事は一応「AIで量産」できていました。
ChatGPTに「このテーマで1000文字程度の記事を」と指示すれば、数分でそれらしい文章が出てきます。
最初の頃は「すごい!もうネタ切れもしないし、これなら毎日更新できる!」とテンションが上がっていました。
けれど、あとから読み返すと……
- 文が冗長で、読み進めるのがしんどい
- 誰に向けて書いてるか分からない、読者がイメージできない
- 結局何が言いたいの?状態で着地点があいまい
……と、自分でも読むのがツラい内容に。
さらに、文章のトーンや構成がバラバラで、ブログ全体の統一感もありませんでした。
「AIに書かせてるだけだよね」と言われたら反論できない。
もし自分が読者だったら、すぐに離脱していたと思います。
この頃、心のどこかで「ラクして成果が出ればいい」と思っていたのかもしれません。
AIを“近道”として使っていたのが、逆に“遠回り”になっていたんですよね。
AIはあくまでアシスタント。
構成・読者ニーズ・読みやすさを自分でしっかり考えないと、「読まれる文章」にはならないという基本を、痛感させられた経験でした。
◆ 手が止まっていた“本当の理由”
「なんでやる気出ないんだろう」
「続けられてる人は、なんであんなにモチベ高いんだろう」
そんな風に思ってたけど…
実は、“数字が出ない=否定された気がする”
これが原因だったと後から気づきました。
誰も見てくれていない。
誰も読んでくれない。
それはまるで、「あなたの書いてることには価値がない」と言われているような気持ちになっていました。
だからこそ、毎日PCに向かうたびに、不安やプレッシャーがどんどん積み重なっていくんです。
記事を開こうとするだけで、胸の奥がザワザワして、逃げ出したくなるような感覚。
本来なら楽しいはずのブログが、“評価を受ける怖い場所”に変わってしまっていました。
アクセスが来ない=自分の価値がない。
そんな風に、無意識にリンクしてしまっていたんです。
でも、これは大きな勘違いでした。
ブログはそもそも「継続が前提」の世界ですし、記事の評価は“積み重ね”でやっと見えてくるもの。
なのに、たった数記事のデータで“人格ごと”否定されているように感じていたのは、自分自身の思い込みでした。
今思えば、反応がないのは「まだ届いていない」だけだったんです。
「ダメだ」と決めつけていたのは、誰でもない、自分自身だったのかもしれません。
◆ 小さな突破口:「この記事」だけ伸びた!
ある日、ふと書いた記事がありました。
いつものようにAIに頼りきりの記事ではなく、 「最近モヤモヤしてたこと」をベースに、自分の言葉で書いた記事です。
それは、自分の失敗談とその乗り越え方をまとめたもので、 「最初はこんなにしんどかった」「こういう壁にぶつかった」「でもこうやって乗り越えた」 という、完全に実体験ベースの内容でした。
キーワードも調査もそこそこだったのに、なぜかこの記事だけ、アクセスがポツポツ来始めたんです。
SNSでシェアしたら、普段よりもリアクションが多くて、 「これ、めっちゃ共感しました」「自分も同じことで悩んでました」とDMまで来たんです。
あとから気づきました。
- 経験ベースだから内容にリアリティがあった
- 同じ悩みを持ってる人に“刺さった”
- 感情をのせて書いたことで、読者に“響いた”
- 専門知識ではなく「生活のリアル」だからこそ読みやすかった
この経験から、「発信=教えること」と思い込んでいた自分に気づかされました。
ブログは「正解を教える場所」じゃなくて、「一緒に進んでいく場所」なんだなと、やっと理解しました。
そして、「役に立つことを書かなきゃ」ではなく、 「今の自分が感じていること」を正直に書くだけでも、 十分に誰かの役に立つ可能性がある。
そんな大事なことを、この1本の記事が教えてくれました。
◆ つまづいた言葉をAIで「辞書化」したらラクに
ちなみに。
「ドメインパワー」や「YMYL」など、最初は意味も分からず混乱してたSEO用語たち。
解説サイトを読んでも難しい表現が多く、理解に時間がかかっていました。
「なるほど…で、結局それってどういうこと?」と、読み終わってもモヤモヤすることがよくありました。
そんなときに役立ったのが、ChatGPTへの質問です。
「この言葉を初心者にもわかるように教えて」とお願いすると、
本当にかみ砕いた説明で教えてくれます。
さらに、「例を挙げて」「ブログ初心者が知っておくべきことも付け加えて」とリクエストしていく
うちに、“自分用のかんたん辞書”が完成しました。
今では、そのメモを見返せば、すぐに用語の意味や活用イメージがよみがえります。
わからない単語に出会ったときも、ChatGPTに「それを使った会話文で説明して」と聞けば、直感的に理解できます。
AIは「全部任せる」のではなく、「考える補助輪」にするだけで、めちゃくちゃ役立ちます。
一見地味な使い方ですが、地力がついていくのを実感できます。
知識のつまずきで手が止まりやすい人ほど、ぜひ試してみてほしい方法です。
◆ まとめ:つまずきは“ネタ”になる
今回の件を通して思ったのは、「つまずき」や「悩み」って、実は一番ブログのネタになるということ。
多くの人が、“うまくいっている話”ばかりを発信しがちです。
でも、現実はそんなに順調じゃないし、だからこそ、リアルな失敗や試行錯誤の記録にこそ価値があるんですよね。
- 失敗もOK
- 迷ってる自分もOK
- その過程こそ、価値になる
- 「うまくやれていない自分」も、立派な発信材料になる
実際、自分が過去に読んで励まされた記事を思い出してみても、「最初は全然うまくいかなかったけど、少しずつ変わってきた」というような、成長途中のリアルな話ばかりでした。
だから、もし今、手が止まってたり、自信がないと感じていたら…
そんな「今」の気持ちこそ、発信してみてください。
不完全な発信でも大丈夫。
むしろ、それが人の心に刺さることがあるんです。
自分をよく見せようとするより、「正直な気持ち」を書くことの方が、長い目で見て読者との信頼関係を築けるはずです。
それは、きっと誰かの“共感”を生み、あなたのブログの「らしさ」になります。
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それでは、また次回の配信で。