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ブログが気になるけど動けない…私を変えた小さな一歩

少し前の私の話をします。

「ブログって、なんだか気になるなぁ」
そう思い始めたのは、SNSやネットで“好きなことで発信している人”を見かけたときでした。

その人たちは、自分の好きなことや得意なことを自由に文章や写真で表現し、それを世界中の誰かに届けている。
画面越しの彼らは、とても楽しそうで、しかも自分の生活を自由にコントロールしているように見えました。

「私もできたらいいな」って、心の奥の方でじんわりと憧れが芽生えたんです。

でも…その気持ちは、あっという間に“立ち止まり”に変わりました。

パソコンに詳しくないし、

文章力にも自信がないし、

そもそも何から始めればいいのかもわからない。

頭の中では「できない理由リスト」が次々と増殖していきます。
あれも不安、これも不安、と数えていくうちに、気づけば興味よりも不安の方が圧倒的に大きくなってしまったのです。

さらに追い打ちをかけるように、ネットで検索すると専門用語の洪水。
「サーバー?ドメイン?プラグイン?」…初めて聞く単語が次から次へと出てきて、まるで外国語のように意味がわかりません。

「これは私には無理だ」と心の中で結論を出し、そっと検索画面を閉じた瞬間の空気の重さまで、今もはっきり覚えています。

 

そんな私が変わるきっかけになったのは、
“ほんの小さな行動”でした。

ある日、ブログ経験者の友人とお茶をしていたときのことです。
カフェの窓際でコーヒーを飲みながら、私は「やっぱりブログって難しそう」とぼやきました。

すると友人は笑いながら、
「最初から全部わかってる人なんていないよ。まずは“やってみる”が先。必要なことは、そのとき覚えればいい」
と、肩の力が抜けるような一言をくれたんです。

その瞬間、自分の中でガチガチに固まっていた“完璧じゃないと始めちゃいけない”という思い込みが、少しずつほぐれていくのを感じました。

「やってみたい」という気持ちはちゃんと残っているのだから、最初の一歩は小さくてもいい。
パソコンの設定や文章の書き方も、完璧じゃなくていい。

そう思えたら、不思議と胸の奥の重さがふっと軽くなりました。

 

そして私が選んだ最初の行動は、ノートを一冊用意して“ブログで書きたいこと”を思いつくままに書き出すことでした。

専門用語も操作方法も関係なく、「こんな話を誰かに伝えたい」という自分の中の小さな種を見つけることから始めたのです。

最初は3つくらいだったリストが、気づけば10個、20個と増えていて、そのページを見返すだけでもワクワクしてくるようになりました。

不思議なもので、そのワクワクが次にやることを自然と教えてくれます。
「このネタなら写真も撮ってみようかな」
「もう少し詳しく調べてみたいな」
と、行動の幅が広がっていくのです。

 

もし今、「興味はあるけど、何から始めたら…」と感じているなら、まずは調べるよりも“ちょっとした行動”をしてみてください。

それは紙に書くことでも、スマホのメモに残すことでも、声に出して「やりたい」と宣言することでも構いません。

「やりたい」気持ちを小さくても形にしてあげると、不安よりも楽しみの方が少しずつ大きくなっていきます。

今、この文章を読んでいる時点で、あなたはもう一歩目を踏み出し始めています。

あとは、その足を止めずに、自分のペースでできるところから進めてみてください。

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